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女王の教室 DVD-BOX
???教室に君臨する冷酷かつ独裁的な鬼教師に戦いを挑む子供たちの慄きと成長を描いた異色の学園ドラマ。期待に胸膨らませて6年生に進級した神田和美(志田未来)はクラス替えで6年3組になった。担任は2年間現場から離れていたという新任の阿久津真矢(天海祐希)らしいが、真矢の姿は始業式にない。ついに教室に現れた真矢は名簿の名前を読み上げることもなく、いきなり全員にテストを強いる。そのテストで実力を発揮できずに最下位になってしまった和美は、代表委員とは名ばかりのありとあらゆる雑用係をやらされることに。これが6年3組24名にとっての、小学校生活最後の地獄のような1年間の始まりだった。
???社会的敗者は差別と不公平に苦しみ、逆に勝者はいろいろな特権を得て豊かな人生を送ることが出来る、といった真っ当極まりない現実社会の不公平、厳しさを説く阿久津真矢の発言は随所に的を射ており、その言葉の一つ一つには奇妙なほどの説得力がある。そんな痛いほどの正論を吐く真矢の強烈な存在感こそが、このドラマを支配する独特のトーンそのものだ。黒づくめの衣裳に身を包み、生徒たちを成績で差別し、従わないものには体罰を与える、社会の不合理そのもののような教師像を怪演する天海祐希が圧巻。その完全無欠ぶりに最初はケレンも感じるが、子供たちの前に大いなる壁として立ちはだかる真矢そのものが生きていくことの示唆のようにも次第に思えてきて、独特の感慨を与えてくれる。エンディングロールも一工夫あって面白い。好き嫌いを超えて圧倒させられるドラマである。(麻生結一)
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鬼教師とドラマの評価は別 |
現実問題としては、いくら生徒を鍛えるためとはいえ、せっかく芽生えた友情を壊すこと(第3話)も、財布泥棒の名を言わないならあなたがやったと見なすと言うこと(第4話)も、弱みにつけこんでスパイを強要すること(第6話)も、教師として絶対にやってはならない。
ただ、昔のスポコンドラマの焼き直しみたいな「熱血鬼教師」なら誰も相手にしなかったであろう。遊川和彦の描いた「冷血鬼教師」に「横っ面をひっぱたかれた」視聴者が激怒したからこそ、議論の場が開けたのである。
このドラマは単なる視聴率狙いではない。確かに演出過剰であるが、真矢の主張は一貫しているし一見「正論」である。いや「正論」すぎるがゆえに、いわゆる世間の常識と乖離し、和美、ユウスケ、ひかるが反発する。
和美は、表向きは「いい子」であるが、その本心は「親や友達に嫌われたくない」。鬼教師真矢と渡りあううちにメッキがどんどんはがされ、本音で勝負しなければならなくなる。明るい事だけが取り柄の女の子は、クラスを引っ張るリーダーに成長する。通学途中で出くわすシェパードは真矢の象徴。最初はビビリまくるが、やがて「ワン」と言い返し、最後には仲良くなる。
小学校が舞台になってはいるが、現実の大人社会の縮図という見方もできる。我々生活のかかった大人が6年3組の生徒のように振る舞うのは容易ではない。
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特典映像のリハーサルとかが凄くよかった |
初めはドラマといえ、私的にも真矢の存在が嫌だったし、このクラスはどうなるか本当に謎でしたが、最終回の卒業式ではみんな真矢の本当の姿がわかって。私も思わず最終回は感動で泣きました。私的にはかなりオススメです
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大好きなドラマ。 |
確かに、よ?く考えてみれば矛盾が見られ、こじつけっぽい感じもするけど、俺はこのドラマすげー好き。
阿久津先生の存在はこのドラマに非常に大切だが、何より子供たちがいい。志田未来の演技には本当に泣かされた。福田麻由子の存在が俺には非常に良かった。
いじめがいじめで終わらない、ひとつの事件にはちゃんと終わりがあり、そこからつながる話もある。ひとりじゃない仲間がいるということの大切さ、何事にも負けないという意志の強さ。
小学6年生の彼女たちは大人と呼ばれる年齢になってしまった俺なんかよりも強く、大人で、可能性に満ちている。
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マヤの残酷なやり方に優しさを感じます |
少なくとも私は今の人気学園ドラマ金八先生やごくせんよりマヤが大好きです。こうやって真っ向に向き合ってくれる教師が必要な今なんです。よく、教師で「先生も人間なんだ。全ての生徒を見る事は出来ないんだよ!」と言う方がいますが確かにそれだけ教師は難しいし全ての面倒をみる事なんてかなりストレスを抱えると思う。たしかにツラい!だけど、教師がそんな風にぼやくなんて情けなくて観てられないな。
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仰げば尊し |
この作品の意図を強調されている話は何と言っても最終話であろう。天童教諭の、「保護者にどう思われるかなんて関係ないですよね。生徒にとって良い先生であればそれでいいんですよね。」という台詞に凝縮されているだろう。
そして阿久津教諭と生徒たちの関係を凝縮したシーンは何と言っても仰げば尊しだろう。生徒たちがそれぞれ思い思いの台詞を口にしたあと教室を去ろうとする恩師に仰げば尊しを涙ながらに口ずさむ。あのシーンは最高である。具体的にどんな台詞であったかは、重要なキーポイントになると思うのでここに書くことは控えたいと思う。
とにかく、この作品は賛否両論に分かれる作品であるが、現在の教育のあり方に一石を投じる作品になったことは言うまでもない。教育関係者はもとより、生徒と同じくらいの年齢の子供たち6年生も熱中して見られる作品に思う。


